目標:CADについて説明することができる
CADを使って担当している自分の仕事を説明することができる
1 CADについての説明を読んで、質問に答えてください。
CAD(キャド)は、Computer Aided Designの略です。
以前、設計や製図は、道具を使って、手書きで行っていました。
それをコンピュータでできるようになったのが、コピュータ設計支援、CADです。
CADには2D CAD(2次元CAD)と3D CAD(3次元CAD)があります。
2D CADは、2次元で立体を表現する方法です。手書きのやり方をそのままコンピュータ上で行います。
3D CADは、立体を表現する方法です。具体的なイメージを全ての角度から見ることができます。
1)CADは何の略ですか。
2)CADは日本語で何と言いますか。
3)CADでは、何をすることができますか。
4)CADには、どんな種類がありますか。
違いは何ですか。
2 次の説明を読んで、質問に答えてください。
ワイヤーフレーム
ワイヤーフレームは、「点」と「線」で表現した3次元の形状です。
サーフェス
ワイヤーフレームで閉じた領域をサーフェス「面」と言います。サーフェスは、「面」で表現した3次元の形状です。
ソリッド
サーフェス(面)で閉じられた領域をソリッドと言います。ソリッドは、中身が詰まった体積情報を持っています。
1)ワイヤーフレームとは何のことですか。
2)サーフェスとは何のことですか。
3)ソリッドとは何のことですか。
ワイヤーフレーム
ワイヤーフレームは、データの構造がシンプルです。そのため演算処理や描画が速いです。しかし、面や中身の情報がないため、形状が認識しにくいです。
サーフェス
サーフェスは、自動車のボティのような曲線で構成された形状を作成できます。しかし、体積情報がないので、ソリッドに変換して使用されることが多いです。
ソリッド
ソリッドは、立体の内外を区別することができます。断面図、体積、質量などを求めることができます。
4)ワイヤーフレームのよい点とわるい点は何ですか。
5)サーフェスはどんな形状を作成できますか。
6)ソリッドは何を求めることができますか。
3 次の説明を読んで、下の質問に答えてください。
3DCADでパーツを作成する方法を説明します。
まず、作図領域で、3Dオブジェクトを作成するために必要となる2次元要素の円や線を描きます。
次に、作図した2D形状をプロファイル化します。パーツメニューから「スケッチ解析」などのコマンドを選びます。コマンドを実行して、オブジェクトを選択すると、プロファイル化することができます。
次に、プロファイル化した図形に拘束条件を追加します。拘束条件には、幾何拘束と寸法拘束があります。幾何拘束では、図形の角度や中心の位置などを規定します。寸法拘束は、オブジェクトのサイズと位置を規定します。
1)プロファイルとは何のことですか。
2)幾何拘束では何を規定しますか。
3)寸法拘束では何を規定しますか。
4 今、あなたがCADを使って担当している仕事について説明してください。
5.「CAD」の学習と活動を振り返りましょう。
1)学習目標は達成できましたか。チェックしてください。
CADについて説明することができる
( )できる
( )少しできる
( )できない
CADを使って担当している自分の仕事を説明することができる
( )できる
( )少しできる
( )できない
2)新しく学んだ語彙や表現を書いてください。
3)「CAD」について、できるようになりたいことを書いてください。そして、そのためにしたい活動を書いてください。